生活習慣病の中で、下記の4つは、「メタボリック症候群」(メタボリックシンドローム)と呼ばれることがあります。
- 内臓脂肪蓄積型肥満
- 脂質代謝異常
- 高血圧
- 糖代謝異常
では、メタボリック症候群の診断基準というものがあるのでしょうか?
現在、特定健診でも用いられているメタボリック症候群の診断基準というのがあって、
ウエストまわりのサイズが、
男性が 85cm以上
女性が 90cm以上
になると、健康上の問題が生じやすいと言われています。
この基準は、日本肥満学会等によって、内臓脂肪の面積を画像診断で調べて、内臓脂肪の面積に対応する値として設定されたもの。
ウエストまわりのサイズが上記のサイズ以上で、加えて下記の項目のうち、いずれか2項目を満たしてしまった合に、晴れて (^^;;; 「メタボリック症候群」と診断されます。
糖尿病の原因となる危険性が高いということです。
- 脂質異常
中性脂肪 150mg/dl 以上 もしくは HDLコレステロール40mg/dl未満 - 血圧異常
最高血圧 130mmHg 以上 もしくは 最低血圧85mmHg以上 - 糖代謝異常
空腹時の血糖値 110mg/dl 以上
さて、上記のように、とかく「男性に厳しく、女性に甘い」と言われてきたウエストまわりのサイズ基準ですが、糖尿病など実際の病気発症との関連性についてのデータに乏しいとの批判もあったみたいで、この度、厚生労働省研究班(主任研究者=門脇孝・東京大教授)によって下記のような方向で見直されている最中だそう。
測定値と実際の病気発症との関連性にまで踏み込んだ初めての全国調査とのこと。
男性が84cm以上(変更なし)
女性が80cm以上
このウエスト・サイズを超えると、高血糖を起こしやすく、糖尿病の原因となる可能性が高くなるとのこと。
国際糖尿病連合でも、「男性90cm、女性80cmがよい」とする日本向けの基準を出しているらしいです。
糖尿病の予防に、がんばってポッコリお腹を引っ込める努力をしたいものです。目標は84cm!
子供さんのメタボリック症候群の診断基準については、下記のページをご覧ください。
■糖尿病の原因となるメタボリック症候群の診断基準【子供編】
厚生労働省研究班の門脇孝教授は、糖尿病の世界的な権威として有名です。
■糖尿病の専門医・病院 〜 東京大学医学部附属病院(門脇孝先生)


